封印された記憶 9話
第9話 マザー覚醒  前編

「KUKUKU・・・・」
いまだに雨が降り続ける夜の街、その街でもっとも高いビルの上に機械的な声をあげている少女の姿があった。
マザーゼラバイア。
リーアの姿をしているが声は機械的で左目には紫色の光が宿っている。
マザーゼラバイアは右手に握っているエィナから奪い取ったグラヴィティコアを自分の胸に押し当てる。それはゆっくりと体の中へと入っていき完全に体内へと取り込まれる。
「SUBARASII・・・・KOREGAGURAVITEXIKOANKA・・・」
マザーゼラバイアは全身を駆けめぐるグラヴィティコアの力に満足していた。
「KOREDEWAGAMOKUTEKIWO・・・・GU!!」
マザーゼラバイアは頭を押さえて苦しみ出す。
頭の中で声がする。
(・・・・・し・・・・・・・だ・・・・・)
「MADAKANNZENNNIKIETENAKAッタノカ・・・・グウッ!!」
(・・・・える・・・・・とこr・・・・・・)
「グアッ・・・・・・・ダ・・・・MARE・・・・・NINNGENNGOTOKIGA」
マザーゼラバイアはその姿をゼラバイアへと変える。頭の中で響いていた声も消える。
「KONOMAMADEHAMAZUINA・・・・MAAII、HONNTAIGAMITUKAREBAYATUNOISIKIHAKIETENAKUNARU」
マザーゼラバイアはそのままどこかへと飛び去った。

サンジェルマン城ではエィナの治療がおこなわれていた、グラヴィティコアを抜き取られ重傷を負っているために医務室ではなく格納庫内の一室にある巨大な試験管のようなものの中で何かの液体に全身をつからせている。
「エィナ・・・・」
その試験管が置かれている部屋の前で斗牙達はエィナの容体を心配している。
「なんでこんな事に・・・」
「リーアのヤツ・・・なんであんな事を・・・」
「マザーゼラバイアって名乗ったわよね・・・あの時」
「・・・マザーゼラバイア・・・・ゼラバイアの母・・どういうこった?」
部屋のドアが開き治療をおこなっていたサンドマンとトリアが出て来た。
「サンドマン、トリア、エィナは!?」
サンドマンは頷きながら言う。
「ああ、大丈夫だ・・・一日もすれば意識は戻る」
その事を聞いて斗牙達はほっと胸をなで下ろす。

「KOKOKA・・・・・・」
マザーゼラバイアはどこかの施設の中を歩いていた。
しばらくするとかなり広い空間に出た、その中心には黒い球体が浮かんでいる。
「自分から戻ってくるとは・・・・いやはや、手間が省けたよ・・」
マザーゼラバイアを囲むようにして武装した男が数人とコートの男が現れる。
「・・・・・・・・・」
男達はマシンガンをむける。
「さて・・・ここにある本体と接続しますよ、これでマザーは完全になり私の目的も・・」
「KUKUKU・・・・」
「どうかしましたか?いきなり笑い出して・・・」
「OMAEGOTOKINOMOKUTEKI・・・・HATASERUMONOKA」球体が光り出す。
そこから無数のコードが伸び男達を捕らえ球体の中に取り込んでいく。
「なっ・・・・コレは!!」
男は焦った。こんなことになるとは思わなかったからだ。
「馬鹿な・・・こんなことは予定には・・・・・うわあああああああ!!!」
男もコードに捕らえられ球体に飲み込まれた。
「ZERABAIAWONINGENNGOTOKIGAAYATURERUMONOKA・・・・・・」
マザーゼラバイアは宙に浮き球体の前で制止する。
「IMAKOSOWAGAMOKUTEKIWOHATASUTOKI・・・」
球体が光り出し変形を始める。
その球体の中心部へとマザーゼラバイアは吸い込まれていった。
リーアの姿に戻り、マザーの意識はこの球体と一体化した。
球体はゆっくりと上昇を始め少しずつ形を変えていく。

『サンドマン様!!』
格納庫の通信機からテセラがサンドマンを呼ぶ。
「どうした?」
『ゼラバイアが出現しました!!それも大量に!!』
「なんだと!!」
「ゼラバイア・・・・まさか・・リーアが・・」
琉菜が不安そうに言う。
「多分、何かしらリーアとあのマザーゼラバイアが絡んでいるのは間違いないわね・・」
「サンドマン、どうする?」
エイジが言う、サンドマンは振り向き。
「決まっている、グランナイツの諸君、出撃せよ!!」
「「了解!!」」

Gグラディウスとグランカイザーはゼラバイアが出現したポイントへと到着した。
そこは元々市街地だったのだが、いまはゼラバイアに埋め尽くされ地獄の街となっている。「これは・・・・・」
「酷い・・・・」
「あれは・・・・」
リィルが指を指しながら言う。街の上空に球体状の物体が変形をしながら浮かんでいる。
「アイツがゼラバイアを呼び出したのか!?」
「サンドマン!!」
『グランナイツの諸君、炎皇合神せよ!!』
「エルゴフォーム!!」
エイジが叫びGグラディウスがエルゴフィールドを展開する。グランカイザーをコアにGEOジャベリン、キャリバー、スティンガー、ミラージュがドッキングする。
「「降臨、炎皇!!ソルグラヴィオン!!」」
合神し球体へと向かって突撃する。
エィナが乗っておらず、右腕がファントムシステムで動いているため速効で勝負を決めねばならない。
「一気に決めるぜ!!ソルグラヴィトンキャノン!!!」
両肩のキャノンを球体にむけて放つ。しかしキャノンから放たれたビームは球体の周辺に展開されているフィールドに防がれる。
「防御フィールド!?」
球体はお返しとばかりに無数のビームを放つ。
「ヤバイ!!」
「くっ!!」
ビームを避けつつ球体へと向かっていくが避けきれず直撃を食らう。
「うあああああああああああああああ!!」
そのまま地面へと墜落しビルを巻き込み倒れ込む。
「ぐっ!!」
ソルグラヴィオンは立ち上がるが周りを無数のデストロイヤー級ゼラバイアに囲まれる。
「これは・・・・」
「まずいわね・・・・」
胸部の超重剣を抜き構える。
「やるしかないか!!」
ソルグラヴィオンはゼラバイアの群れへと突っ込んでいった。

球体と同化しているマザーゼラバイアの意志は下でおこなわれている戦いを楽しそうに眺めている。
「HUHU・・・・MUDANAAGAKIWO・・・・・IKURATAOSOUGAKOTIRANIKOAYUNITTOGAARUKAGIRIZERABAIAHAMUGENNNIUMIDASERUNODAKARANA・・・・」
球体の中心部、機械のコードで拘束されているリーアの光のない目にも下の戦いが映っていた。
「・・・・・な・・・・・・・・て・・・・・・」
リーアの口からはとぎれとぎれで言葉が漏れる。
「う・・・・・」

「うおおおおおおおおおお!!!」
目の前のゼラバイアを超重剣で斬り倒す。
「ソルグラヴィトンブリンガー!!」
振り向きざまに背後のゼラバイアをドリルで貫き。
「フレイムアァァァァァァップ!!」
炎を吹き出し内部から吹き飛ばす。
「ソルグラヴィトンノヴァァァァ!!!」
ソルグラヴィトンノヴァを放ちゼラバイアを数体まとめて撃破する。
「くそっ!!これじゃキリがねえ!!」
ソルグラヴィオンはすでに50を超えるゼラバイアを撃破したが敵の数は全く減らない。
空中のゼラバイア達がソルグラヴィオンをビームで爆撃する。
「きゃああああ!!」
「ソルグラヴィトンアーク!!」
額から放つビームで空中のゼラバイアを撃破する。
しかし、ゼラバイアは一向に数を減らさない。
「クソ・・・・一体、何体いるんだよ・・・」

「うあっ」
コードがリーアの体内に埋め込まれたグラヴィテイコアのエネルギーを吸い上げる。
それは球体全体に行き渡り現れた砲台にエネルギーが充填され、それは地上のソルグラヴィオンにむけられる。
「み・・・んな・・・・・に・・・げ・・・・・・あ・・・・」
砲台のエネルギーが地上にむけられ一気に放たれた。

「上空から高エネルギー反応・・斗牙!!」
「ッ!!」
空を見上げると球体からソルグラヴィオンに向かって高出力のエネルギーが放たれていた。
「避け・・」
「ダメ、間に合わない!!」
エネルギーはソルグラヴィオンとゼラバイア軍団を巻き込みその場は閃光につつまれた。

続く

山さんネジラー
2004年07月31日(土) 22時48分10秒 公開
■この作品の著作権は山さんネジラーさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
9話更新です。
な〜んか・・・・書いてて物足りないような展開急ぎすぎのような気がしました。
感想待ってます。

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10 Myronprabs ■2021-04-16 12:33:18 91.210.251.159
読みにくい…かな?昔自分が言われてたことを実感しました。
話が急展開で少し物足りなさを感じました。
次に期待しています
10 ちゃーくん ■2004-08-04 05:06:27 219.98.181.146
 僕も読みづらかったです。
 もう少し工夫が欲しかったかも。
 後は……展開が薄かったかな?
 いいとこがなかったわけではないけど、あえてこの点数。
 次がもっと面白くなるようにと言う祈りの篭もった、点だと思って下され。
-20 硝子瑠璃 ■2004-08-02 20:05:24 61.196.195.41
乾燥って言うか感想。内容的には、”悪の栄えた例無し”って感じ。良い感じなので頑張ってね。
後、全弁ローマ字にしてるのが読み辛い!!まだ英語の方が解読しやすいですよ...カタカナ混じりか英語に改定出来ませんか?
30 SGR ■2004-08-01 12:30:51 219.61.220.69
セリフが読みにくいんでローマ字とカタカナを混ぜたりできません?
リーアが取り込まれてる状態なのはつらいですが、おごった人間どもがやられたのは気分よかった。ざっまあみろって感じ。
30 tatsuaki ■2004-07-31 23:16:03 218.47.209.230
リーアもといマザーゼラバイアが暴走し始めましたね♪
マザー……なんて強さだ!!ソルが手も足も出ないなんてこうなったらアルティメットで倒す?いや救うしかありませんねvv
50 翔兄 ■2004-07-31 23:07:59 202.224.139.209
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